2024.06.25 園だより6月号① (6月25日発行)

 「夏至」 

今日は「夏至」です。一年の中で、日の出から日の入りまでの時間がもっとも長くなる日です。
ちなみにもっとも日が短くなるのは「冬至」で半年後の12月21日です。明日から「冬至」に向かってだんだんと日が短くなっていく・・・。そう思うと「えっ?!もう日が短くなっていくの?」と
ちょっと寂しくなっていきます。しかし、夏至は「夏に至る」と書くように、これから夏に向かって気温が上がり始めて夏らしくなっていくという意味もあります。ところで、この時期は地域的に
行事らしい行事がみあたりません。田植えなどの農繁期と重なる地域が多いので、夏至独自の行事や風習が生まれにくかったからと言われています。 さて、6月は「水み無月なづき」とも言われます。「水が無い月」と書きますが、実際は梅雨に代表されるように水が大変多い「水の月」という説も
あります。最近では集中豪雨など災害が心配されますが、田んぼなど農作業にとっては必要な
水です。多すぎてもだめ、少なすぎてもだめ、何事もほどほどがいいですね。 一方、水が多いということは湿気が多いということなので、細菌性の「食中毒」のニュースもこの時期多くなります。
食中毒予防には「つけない・増やさない・やっつける」の三原則が大切と言われます。今月は27日に恒例行事である「元気で歩こう会」の実施が予定されており、ご家庭でお弁当をご用意いただく
機会があります。子どもたちが楽しみにしているお弁当の中身だけでなく、その作 り方などにも
ご留意いただ けますと幸いです。