2024.03.18 園だより3月号①
「卒園」(3月15日 発行)



 明日は、第44回卒園式(修了証書授与式)です。卒園するすみれ組、ばら組の皆さん、そして
保護者の皆様、ご卒園おめでとうございます。 「卒」という字にはいくつか意味がありますが、その中の一つに「おわる」「おえる」とい う意味があります。実際は幼稚園の卒園にかかわらず、
小学校、中学校、高等学校などの卒業 は次なるステップへの始まりでもあります。でも、なぜか
「卒園」「卒業」と聞くと、次なる ステップへのわくわく感よりも、これまで積み重ねてきた
「時間」「空間」「仲間」という思い 出にジーンときます。 ところで、この時期「卒業ソング」が
巷で話題になります。「卒業ソング」で検索するとた くさんの曲が出てきます。保護者の皆様は、
卒業ソングというとどんな曲を思い浮かべるでし ょうか。中学・高校の卒業式の定番
「旅立ちの日に」でしょうか。それとも尾崎豊の「卒業」 でしょうか。あっ、これは私の年代
でした、失礼しました。 「旅立ちの日に」が学校の卒業式の歌として定着したのは、きっと歌詞の
内容に実感がわくか らではないでしょうか。「・・・意味もないいさかいに 泣いたあのとき・・・
心かよったう れしさに 抱き合った日よ・・・」 どんな歌でも、その歌詞に「そうそう、
そうだった」と実感がわく時、誰もがジーンとくるの ではないでしょうか。 明日、卒園児が歌う
お別れの歌は、「さよなら ぼくたちのようちえん」です。 子どもたちは、幼稚園生活を振り返り、
心と思いをこめて歌います。

 「さよなら ぼくたちのようちえん」

作詞:新沢としひこ 
作曲:島筒秀夫 


たくさんの毎日を ここですごしてきたね 
何度笑って 何度泣いて 何度かぜをひいて 

たくさんの友達と ここで遊んできたね 
どこで走って どこでころんで どこでけんかをして 

さよならぼくたちの幼稚園 
ぼくたちの遊んだ庭 
桜のはなびら降るころは ランドセルの一年生 

たくさんの毎日を ここですごしてきたね 
うれしいことも かなしいことも きっと忘れない 

たくさんの友達と ここで遊んできたね 
水遊びも 雪だるまも ずっと忘れない 

さよならぼくたちの幼稚園 
ぼくたちの遊んだ庭 
この次遊びに来るときは ランドセルの一年生 

さよならぼくたちの幼稚園 
ぼくたちの遊んだ庭 
桜の花びら降るころは ランドセルの一年生 

さよならぼくたちの幼稚園 
ぼくたちの遊んだ庭 
この次遊びに来るときは ランドセルの一年生