2024.03.04 園だより2月号② 三寒四温
春が近づいてきたことを表す言葉に「三寒四温(さんかんしおん)」という言葉あります。 もともとこの三寒四温は、冬に3日間くらい寒い日が続き、次の4日間くらい暖かく、これが 繰り返される中国北部や朝鮮半島などに顕著に表れる気象の変化のことでした。日本では早春 になると、低気圧と高気圧が交互にやってきて、寒くなった後、今度は暖かくなるなど周期的 に気温の変化を繰り返すようになります。このため、日本では「三寒四温」を本来使われる冬 の真っ最中ではなく、寒暖の変化がはっきりと表れる2月の終わり頃から3月の初めの春先に 使うようになりました。 2月5日(月)には雪が降ったかと思うと、2月 17 日(土)には横浜でも最大瞬間風速 23.5 メートルを記録する「春一番」が吹き、日中の最高気温は4月中旬並みの 18℃まで上昇 しました。春一番は立春から春分までの間に南寄りの強い風が吹き、気温が上昇した場合に発 表されます。そして、2月 19 日(月)には二十四節気の「雨水」を迎えました。「雨水」と は、降る雪が雨へと変わり、雪解けが始まる頃です。山に積もった雪もゆっくりととけ出し、 田畑を潤し始めます。昔から「雨水」は農耕を始める時期の目安とされていました。実際には まだ雪深い地域も多くありますが、厳しい寒さがやわらぎ始めます。 一方、「春かな?」と思うと、この三連休は最高気温が一ケタの真冬の寒さになるなど、ま さに「三寒四温」です。こうして、別れと出会いの春は確実に近づいてきています。次の二十 四節気は3月5日の「啓蟄(けいちつ)」です。冬ごもりの虫たちが地上に這い出てきます ね。ちなみに、冬の寒さにあたることで、春にきれいな花が咲く樹木は? それは「桜」で す。桜の花芽は冬に寒さを経験して目覚めます。やっぱり日本の四季っていいですね。
ボランティアの学生
ボランティアの学生 これまで何回か、将来、保育士や教師を目指す学生がボランティアできています。22 日(木) も年少・年中の「英語あそび」を子どもたちと一緒に体験し、その後すみれ組とばら組で活動し ました。中学生の職場体験でもなく、教育実習生でもなく、成績や単位取得が目的ではない自発 的なボランティアです。 いずれの学生も泉区社会福祉協議会で 幼稚園でのボランティアとして登録し ている学生です。
難訓練(不審者対応)
避難訓練(不審者対応) 次のねらいのもとに、26 日(月)に避難訓練(不審者対応)を行いました。
<保育者のねらい>
① 不審者を発見した保育者がインターホンで職員室へ「不審者侵入」を合言葉で伝えることが できる。
② 職員室から一斉放送で流れる「合言葉」を確認後、クラスで園児を守る行動※1をとることが できる。
③ 職員室から一斉放送で流れる「避難指示」を確認後、園児に避難行動※2の指示を出し、適切 に避難誘導することができる。
<園児のねらい>
保育者の指示に従って避難行動※2を落ち着いて素早くとることができる。
(※1)教室のすべての窓やドアを施錠し、園児を教室の奥に誘導するとともに、出入り口付近 に障害物を積む。
(※2)「いかのおすし」=「いか」:(知らない人に)ついていかない。「の」:(知らない人の車 に)のらない。「お」:おおごえで叫ぶ。「す」:すぐに逃げる。「し」:(先生やおうちの人に)しら せる。 どの子どもも先生の言うことをしっかり聞いて、避難できました。避難・点呼後は、クラスごと に「たすけてぇ」と大きな声を出す練習をしました。
生活発表展ありがとうございました
生活発表展ありがとうございました 16 日(金)、17 日(土)の生活発表展に、お忙しい中ご来園いただき誠にありがとうございま した。今年は、各クラスでの展示に加え、体育館で「ゆうえんち」を共通テーマに各学年・クラ スごとに展示をし、全体で「ゆうえんち」を再現しました。アンケートにもご協力いただき、あ りがとうございました。励ましのコメントを書いてくださった方もいらっしゃり、職員も連日遅 くまでの準備の疲れも吹き飛びました。
【アンケート集計結果(各項目4点)】
(項目1)テーマである「ゆうえんちらしさ」が出ていましたか。→平均 3.97
(項目2)廃材の使い方・選び方・工夫の仕方はどうでしたか。→平均 3.95